STORY 2021.07.13

希少なコーヒー豆「ピーベリー」


こんにちは。向山です。

コーヒー豆とは、「コーヒーノキ」の果実の種子であるというのはご存知でしょうか。
私たちが飲むコーヒーは、この種子を火などの熱源によって焙煎することで、素晴らしい香りのするコーヒーとして楽しめるようになるのです。
このコーヒーノキの果実の中の種子は基本的に2つの種子が入っていますが、稀に種子が1つだけのものも存在します。この種子は丸い形をしており「ピーベリー」と呼ばれます。

こちらはピーベリーの写真です。コーヒー豆と言えば、平たい面があるものを想像されると思いますが、ピーベリーはまん丸い形状です。

1本のコーヒーノキの中から数パーセント程度できるピーベリーですが、通常は2つの種子が育つはずが、片方の種子が育たず、1つだけの種子が果実の中に残ります。
通常のコーヒー豆は2つの豆が向き合うことで種子がぶつかり合い、2つの豆の片面が平面となるのですが、ピーベリーは果実の中で単独で育つため、平面にならずに丸い形状となって育つのです。

収穫する際の果実の大きさも異なり、ピーベリーは通常の果実よりも小ぶりとなります。ピーベリーは篩(ふるい)などにかけられ、通常のコーヒー豆と選別されます。

ピーベリーだけを集めた生豆もたまに見かけます。以前ピーベリーだけの生豆のロットを仕入れ、焙煎をしたことがありますが、とても濃厚で複雑な味わいを感じられました。

ピーベリーは弾かれて市場に出回らないこともありますが、実際にはとても美味しいという評価を得ることがほとんどで、実際に人気もあります。収穫量的にも少ないので、珍しいコーヒーであるとも言えます。
市販で販売されているものには、通常の焙煎豆といっしょに混在しているものもあります。探してみるのも楽しいですね。

「ピーベリー」だけを集めた焙煎豆を見つけたら、ぜひ「ピーベリー」の芳醇な香味を楽しんでみてください。

COFELITY 公式パートナー
みほし焙煎珈琲製造所 向山

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