STORY 2021.03.29

水を調理して、コーヒーを楽しむ


こんにちは。向山です。

コーヒーはご存じのとおり、基本的にはコーヒー豆の成分と水で構成されています。コーヒー豆から抽出された成分が水に溶け出たものを、飲料として私たちは楽しんでいます。

例えば、紙フィルターを使用したハンドドリップによる抽出が完了したコーヒーは、コーヒー豆から水へ溶け出た成分は約2%で、コーヒーの約98%が水であると言えます。

水の硬度やpH、温度、地域によっても変わる水はどこで飲んでも同じ味にはなりません。水道水の場合、どの原水から採水するかは地域で異なります。日本の中でも硬度の違いがあり、コーヒーの味はそれぞれの地域によって異なります。
浄水器で不純物を取り除く場合や、水を調整した場合にも味は変化します。

軟水であれば酸味やまろやかさが引き立ち、硬水であれば苦味が引き立ちます。
軟水でも硬水でも、ミネラル分の含有量によって強弱がありますので、コーヒー成分の出方も様々です。
また、pH(酸性、アルカリ性)による味の違いもあります。毎日水は変化しますので、当然同じ味を目指そうと思っても毎日水が違うので同じ味にはなりません。
私はコーヒーの良さはこの毎日変わる地球の水によって、毎回出会う新しい味に感動できるところなのではないかと思います。

水を沸かす熱源はどうでしょうか。火力や熱の伝え方は様々あり、こちらでも出来上がるコーヒーの味わいは変動します。
コーヒーを美味しく淹れようと、水について考えるだけでも色々と気を使うところは出てきます。水を調理しているような感覚でしょうか。

日常のコーヒーを「水」という視点から一度見てみてはいかがでしょうか。コーヒーを美味しく淹れるためのヒントが隠されているかもしれません。


COFELITY 公式パートナー
みほし焙煎珈琲製造所 向山


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