STORY 2020.8.31

山とコーヒー

こんにちは。向山です。

皆様は山へ登山に出かけたことはありますでしょうか。
私は長野県出身で360度見渡す限りの山に囲まれた地域で育ったせいか、山が好きです。
コーヒー屋を始める前は山小屋で働いていた経験もあり、コーヒー屋としての始まりはこの山小屋での経験も理由としてあります。
なぜ私がコーヒー屋を志すようになったのかというお話も交えて、山とコーヒーの魅了についてお話しできればと思います。

山頂で飲むコーヒーは格別

山のレベルは様々で、日本では多くの山を楽しめる国の一つでもあります。私は登山の際には必ずコーヒーを持っていくのですが、コーヒーを楽しむポイントは様々あります。
登山する山の麓のベースキャンプ場、登山途中の休憩所、山小屋、山頂などです。

当然おすすめは山頂で飲むコーヒーです。正直、山頂は天候も変わりやすく、視界や足場が悪い事、雨や風など過酷な環境でもあります。
その中でなんとか安定した場所を探し、お湯を沸かし、コーヒーを淹れます。綺麗な空気と山頂の環境、晴れていれば最高の景色を楽しみながら飲むコーヒーは最高です。

雨で疲れ切った体にも暖かいコーヒーにとても癒されます。器具を持って行く余裕のないときはキャンプ地や自宅でコーヒーを淹れ、保温保冷ボトルに詰め替えて持って行くのも良いでしょう。

山小屋で毎日コーヒーを飲む

朝5時から夜9時までと丸一日かけて山小屋仕事をします。
掃除から食事、宿泊客の受付、カフェサービス、発電機の管理、ヘリコプターの荷降ろしなど様々です。そんな一日の長い山小屋生活では休憩がちょこちょこあります。

私は特に午前中の休憩時に持参したコーヒー豆を手挽きミルで挽き、ハンドドリップで淹れるのが日課となっていました。毎日変わる天候や四季により移り変わる景色を楽しみながらコーヒーとその日を味わっていました。
非常に贅沢な時間であり、今でもその時間や感覚を思い出します。

「山とコーヒー」という感覚を仕事に

コーヒー屋として始める直前まで働いていた山小屋を、冬の小屋閉めと同時に下山することになりました。
山小屋で経験したコーヒーの味を左右する「環境」とコーヒーを仕事にしていきたいと思い立ち、下山後、スペシャルティーコーヒーを扱うコーヒー屋へと修行へ入りました。
休みなどの空き時間には、当時はまだ珍しかった「様々なところでコーヒーを淹れる活動」を同世代の活躍していたバリスタなどと一緒にその活動を広めていきました。

この活動の根底にある「山とコーヒー」というコーヒーが、あんな素敵な所でも飲めたらなという驚きを生み出す価値を常に届けていきたいという志は今でも変わりません。
焙煎という細かな要素にも、美味しいという基準をベースに驚きを届けたいと思っています。

コーヒーは様々なシーンによって様子が変化します。
ぜひ皆様も自分の好きなコーヒーシーンを見つけてみてくださいね。

COFELITY 公式パートナー
みほし焙煎珈琲製造所 向山

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