STORY 2020.5.1

奥深いハンドドリップコーヒー

こんにちは。向山です。

喫茶店やカフェが好きな方には馴染み深く、特別な飲み方であるハンドドリップコーヒー。日本において最も目にする飲み方の一つです。

ハンドドリップの歴史を遡ると、フランスの1763年に「ドン・マルティン」によって“ネル付きドリップ・ポット”が発明され、ドイツで1908年に「メリタ・ベンツ」によって使い捨てができる「ペーパードリップ」が発明されました。

現在、世界ではエスプレッソなど多くの飲み方が増えてきました。

そんな中、ハンドドリップは見直され、歴史を辿り、新たな手法や研究が重ねられ、世界中で一大ムーブメントとして更なる進化を遂げ、新たな楽しみ方が提案されています。

ハンドドリップと聞いて私が一番初めに思い浮かぶのは紙フィルターとドリッパーを使用した方法です。

他にもネルドリップや金属フィルターを使用したものなどフィルター一つとっても多くの種類が存在し、味わいもそれぞれに異なります。

また、紙フィルターでも竹を混ぜているものや麻の繊維など紙フィルターの中でも素材を選択することができます。

ドリッパーに関しても多様なドリッパーが今日では存在し、ドリッパーを集めるだけでもとても楽しくなります。

ドリッパーは形、素材、大きさなど量産型のものから、作家ものまで様々な形状のものが存在します。美味しさを追求したドリッパーは個性豊かでどれも美しい佇まいを持っています。

私もドリッパーは色々と持っているのですが、最近自宅用で使用しているドリッパーは「竹」で編んだドリッパーです。

このドリッパーは長野県の戸隠という蕎麦が有名な地域で購入してきたもので、ざるそばのざるのために本来編む竹を円錐型のドリッパーの形に編み込んでいます。

竹細工職人さんは大のコーヒー好きで、アウトドアでも様々なコーヒーグッズを購入して山で楽しんでいたそうです。

この竹細工で作ったドリッパーは軽くて持ち運びができ、壊れても土に戻ると教えてもらいました。ざるの「編み」が水を中心へと導く構造の特徴によってコーヒーの成分を最大限に引き出してくれます。また、竹素材にコーヒーが触れて抽出されるせいか、口当たりもまろやかになるのです。

ドリッパーの形はそれぞれ似ていますが、厳密には特徴が異なります。コーヒーの銘柄( 国、農園等 )や自分好みのドリッパーを見つけることが出来ると更にハンドドリップは楽しくなります。

コーヒーのレシピはたくさん存在します。様々なレシピを試してみることも重要です。

私はさらに道具にもこだわりを持ちます。「どんなコーヒーを淹れたいか」を基準にコーヒー道具を選定し、毎日道具と会話をしながら個性をゆっくりと理解していくことで微妙な変化による気づきを得る事が出来ます。

自分自身の感性で、お気に入りのコーヒー道具を揃えてみてはいかがでしょうか。

COFELITY 公式パートナー
みほし焙煎珈琲製造所 向山

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